一人の可能性

kachimba

2022年09月03日 15:55

こんにちは台風と共にカオスなユウイです。

時代の進化と共に人間の可能性も広がっている現代。

音楽の面ではディレイという’やまびこ’のような効果を出すエフェクターをその時代の最長のロングディレイに設定して音を遅らせるようにし、遅れてきた音にハモるという画期的な奏法が流行った。

でも演奏中にタイミングを合わせるのがほぼ不可能だった…笑
当時はまだディレイではなくテープエコーだった。

その後1980年代にデジテックというエフェクターメーカーが世界で初めて今でいう’ルーパー’を作ったんです。

そしていち早く演奏に取り入れたのがビルフリゼールというジャズギタリスト!
彼は今でも一人でもバンドでもルーパーを使い、即興でフレーズをサンプリングし、そのサンプリングした1フレーズに対してアプローチをし発展〜展開させていくというスタイルでルーパーの先駆者としてギタリストの間では神的存在になっている。

最近では、楽器の多重録音ループはもちろん、声もループさせて一人で弾き語りや音楽を作っている人がめちゃ居る時代に。

ただ、ルーパーを使った超絶技巧的なギタリストやその他の楽器演奏者、ポップスなどの弾き語りが多くて、ラテンは複数名でそれぞれのグルーヴを調和させてやるからルーパーは難しいだろうなぁ〜…でも一人サルサバンド的なのがルーパーでできたら面白いだろうなぁ〜…と思っていたんです。

実際ループさせるにしても、ホーンもあるしコードも展開したらできんし、コーラス3声でしょ、パーカッションでしょ、ティンバレスでしょ、メインの歌でしょ、と普通に考えてラテンでルーパーは無理っしょ、となり、ギターでリズムをループさせてその上でソロギターをやるというだけになっていたんですが。

遂に見つけてしまい先にやられてしまった。








キューバ出身のトレス奏者がOne Man Cuban Bandと名乗り一人でSonを演奏し盛り上げる。

しかもトレス、ギター、歌、コーラス、クラベ、ボンゴ、マラカス、ベース、カウベル…。

いったい一人何役だ!?笑

恐るべしキューバ人。。。

一人の可能性が広がれば、バンドの可能性も一気に広がりますね!

よしがんばろう

彼ヤバイんでぜひ見てみてください。一人でループ演奏ですが普通に踊れる!


ちゃんとチューニングしてからのぞみましょう!!!

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